フィリピン人雇用の際の手続き方法や注意点を解説!

フィリピン人雇用の際の手続き方法や注意点を解説!

フィリピンは日本から直行便で約5時間のリゾート地として親しまれています。日本とフィリピンは昔から親交があり、昨今では日本ではたらくフィリピン人の数は増えてきています。そこで今回は、フィリピン人を雇用するときに気を付けるべきポイント、手続きの注意点、フィリピン人の文化など幅広くご紹介していきます。はじめてフィリピン人を採用する方もいると思うので、ぜひ参考にしてくださいね。


フィリピンの基本情報

国名:フィリピン共和国(Republic of the Philippines)
気候:通年25度以上の温暖な島国
首都:マニラ

通貨:フィリピンペソ
言語:母国語はタガログ語で公用語は英語
宗教:9割がキリスト教で大半がカソリック
治安:観光客が多いエリアは問題ないが、人混みやローカルしか集まらないエリアはスリなどの注意が必要

フィリピン人の性格や文化

フィリピンは7000もの島国から成り立っています。その中でもセブ島はリゾート地として有名で、世界から数多くの観光客が訪れます。リゾート地として最適な温暖な気候からか、フィリピン人は比較的オープンで陽気な性格の人が多い印象です。また、フィリピンの発展に日本が関与していた場面も多々あり、親日国家としての特徴も大きく、観光エリアでは陽気に日本語で話しかけてくるケースも少なくないでしょう。

フィリピン人の文化特徴としては、人口の9割近くがカソリックであり宗教に熱心で、休みの日には教会に集まる姿が見られます。

フィリピン人の仕事観

ネットで「フィリピン人・仕事」などと検索してみると、いくつかのサイトで「フィリピン人は仕事をしない」といった記述が見受けられます。果たしてこれは本当なのでしょうか?結論、仕事に対する価値観が日本人と大きく異なるので注意が必要と言えるでしょう。

デメリット:時間にルーズ

かなりネガティブに聞こえるかもしれませんが、フィリピン人は比較的おっとりとして時間にルーズな人が多いようです。たとえば、日本で沖縄出身の人は時間に対してそこまで厳しくなく「うちな~タイム」というフレーズを聞いたことがある人も多いと思います。また東京と大阪だと大阪の人の方がせっかちなように、フィリピン人は少しのんびりした習慣があるようです。

この文化の違いをはじめから理解しておけば、そこまでイライラすることもないでしょう。とはいえ、何度も仕事に遅れるといったことがあれば優しく注意してあげましょう。

メリット1:明るく陽気で接客に向いている

先にお伝えした通り、フィリピンは非常にあたたかく南国の気候のため、陽気で明るい人が多い印象です。私も何度かフィリピンに行ったことがありますが、フィリピン人はとてもフレンドリーで、空港やタクシー、観光エリアなどで話しかけられることが多いです。お客様とのコミュニケーションが大切な、飲食店やホテル業などのサービス業はフィリピン人の性格をポジティブに活かすことができる可能性が高いでしょう。

メリット2:家族想いの性格が仕事に活かされる

フィリピン人にはとても家族を大切にする文化があります。これは彼らの多くが信仰しているカソリック宗教も大きく影響しています。この家族想いで優しいフィリピン人は、介護職との相性がとても良く、エムティックに登録に来るフィリピン人の中には介護の資格「初任者研修」を保有していて介護職を希望される方も少なくありません。

このように、フィリピン人の性格特性をしっかりと理解し活かすことができれば、雇用主もフィリピン人もお互いにHappyになれるでしょう。

日本ではたらくフィリピン人の数

まず、平成29年度から平成30年度にかけて外国人労働者の総数は127.8万人から146万人へと右肩上がりとなっています。また、平成29年度のフィリピン人労働者は14.6万人でしたが、平成30年度の調査時には16.4万人となり1.8万人増となっています。

ほかの国と比較したランキングを見てみましょう。

1位:中国(389,117人)26.6% ※香港などを含む

2位:ベトナム(316,840人)21.7%

3位:フィリピン(164,006人)11.2%

4位:ブラジル(127,392人)8.7%

5位:ネパール(81,562人)5.6%

このランキングは前年の平成29年度と順位は変わりません。フィリピン人は日本ではたらく外国人労働者の10人に1人を占めているのです。

参考元:「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(平成30年10月末現在)

フィリピン人を採用するときの手続き

フィリピン人を採用するときは、ほかの外国人労働者と同様に在留資格を確認して、就労が可能かどうかチェックしましょう。在留資格別に外国人労働者の分布データを見ていくと、以下の内訳になります。

『在留資格別外国人労働者の割合』外国人労働者146万人中のデータ

1位:身分にもとづく在留資格(495,668人)33.9%

2位:資格外活動(343,791人)23.5%

3位:技能実習(308,489人)21.1%

技能実習を取り入れる場合は、技能実習のための手続きが必要となります。身分にもとづく在留資格や資格外活動については、ほかの外国人と同様に直接雇用することが可能です。ただし、外国人の雇用の際は必ず外国人雇用状況届出書を提出する義務があるので、忘れないようにしましょう。

外国人雇用状況届出書に関して詳しい説明はこちら

外国人雇用状況届出書は外国人採用をする企業の義務

また、在留資格について1から知りたい方は次の記事で詳しく説明しています。

今さら聞けない就労ビザの基礎知識!外国人が日本ではたらくためのVISAを覚えよう

いろいろな国の人柄や文化、生活などを知ろう

これからは外国人採用が当たり前になっていく時代です。今のうちに、さまざまな国の生活や文化・慣習、仕事に対するスタンスなど幅広い視点で理解しておくと今後に役立つでしょう。株式会社エムティックの社員の過半数は外国人のため、日常的に海外文化に接する機会があります。外国人と一緒に働くときの注意点やメリットなども積極的に配信していくので、ぜひ貴社の採用活動に役立ててくださいね。

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